独立×移住から1年経ってみて見えてきた3つのこと
独立×移住から1年たって
まだ、なのか、もう、なのかよくわかりませんが、東京から鹿児島に拠点を移し、これまでにしたことがなかった働き方に取り組み始めて1年が経ちました。
振り返りになるかわかりませんが、今感じていることを簡単にまとめておきます。
これまでの仕事とこの1年取り組んでいたことの変化は?
大学卒業後から、これまでのお仕事は以下のような変遷を経ています。
観光系大学卒業→建材商社経理部勤務→NPO法人勤務→移住を機に独立
そして独立後、この1年で関わらせていただいたことは
・旅行業務取扱管理者
・新規事業立上げ(ファンドレイジング)
・行政事業管理業務
・管理会計サポート
・経理業務
・まちづくり研修サポート
・イベント企画運営
・飲食店店員
・共同事務所運営
などなど、これまでにないようなパラレルな形になっていました。(本当に何屋やねん。)
やはり生活の基盤がない暮らしをしていたため、日々飯を食うために可能性があるものにはチャレンジする。というスタンスに自然となっていました。
大きく変わったこと
他の方もブログに書かれていましたが、通勤電車に乗らなくなったことはとても大きな変化です。
日々あの殺人的な空間に接しなくてよくなったのは、かなりのストレスフリーになります。。
たまにある東京出張では、できるだけ通勤時間帯を外して移動するようにも心がけています。笑
どれだけ近くても、他人との距離は運転席と助手席がいいところで、のびのびとできることは間違いなく大きく変わったことです。
1人の限界
そして時間と体力は有限であることを更に痛感させられることになりました。
自分だから引き受けている仕事もあれば、チームがあるから引き受けられる仕事、多様な仕事の引き受け方も見ていました。
これまでは組織だからこそ効率化された中だからこそ、安心だったり、余裕だったり生み出せていたのかもしれないですが、個人事業は24時間の中で、暮らしと仕事、仕事もすべて1人で完結させないといけないという。極めて密度が濃いうえに忙しいライフスタイルになっています。
効率化の限界があるとなれば、やはりある程度の規模はチームとして向き合うことが求められると思っています。今年は個人だけどチームで取り組む。そんなことに意識をして仕事の設計に工夫をしてみたいなとも。
そしてこれは余談ですが、1人は寂しいということ。
自分は鹿児島に家族も親族もいないという状況で潜在的な負荷にもなっているのかなとも感じています。(とはいえ、群れるのも苦手なのですが、、、)
スキルを切り売りする事業主にはなってはならない
これも気合いを入れ直す意味でもまとめておきたいのですが、個人事業はある程度クライアントが納得するスキル・技術をもって仕事をしています。
故に個人事業は成長しずらい環境ともいえます。
成長の伸びしろも意識しつつ、群れとして成長する仕掛けや、とにかく役に立つインプット、自己投資に時間もお金も掛けていかないと、既存の仕事のバージョンアップや新しい領域へのチャレンジもままならなくなって、規模を縮小せざるえないことにもつながります。
まずは手軽なところから、日々本を読める時間をつくらないとなとも思っています。
そんなこんなで2年目は?
今、見えてきて携わっている仕事は前向きに納めることを。
その先に見え始めている風景は、良い形で個人としてではなくチームとして引き受けられる可能性がないか、チームとして攻めることができないのか。
そんなことを考えています。
ずっと今の働き方でいるかどうか、今の仕事がずっと続くかなど、やっぱり不透明なことが多いので、不透明なりに自分がやりたいことを柱に持ちつつ前に進んでいきたいところです。
やっぱり性格的に、旅人でいたい。そんなことを最近改めて思います。旅人としているためにできること、ただの旅人ではなく、もたらすことのできる旅人。
そのうちここに住んでいたい。となるときはきっと来ると思うので、まだもう少しはわがままができるうちにやりたいと思うことを夢中になってできれば幸せかなと思っています。
あとは、飛び出てみなかったらできなかったことがとても多いということ。飛び出すところに大きなハードルがあってそれを乗り越えたらあとは意外とそんなでもないということ。(とにかく覚悟を決めるのが大変。)
飛び出してしまったからには、来た球は極力打ち返せるものは打ち返していく。より面白く仕掛けていくこと、純度高く今後につながる取り組みに注力していくこと。そんなことに向き合えたなら幸せだなと思っています。
今更だけど、冷静に考えてみたら移住と同時に独立してしまうなんて、何考えてるんだ???というような普通ありえないような判断をしていたなと改めて考えされられています。笑
みなさまは決して真似されぬように、とてもとても大変な道ですので。笑
それではまた会いましょう!